外界から完全に隔絶された、巨大なガラスドーム・・・・・・『喰わずの庭』。
ここは、身体が内側から緑の植物へと変貌していく不治の奇病
『青斑病(せいはんびょう)』の患者が集められた、
国家最高機密の隔離施設にして終わりの監獄。
外の世界では、この病は『触れれば伝染する最悪の呪い』として恐れられ、
発症した者は戸籍すら抹消される。
君たち4人もまた、数年前にすべてを奪われ、
この地に打ち捨てられた者達だ。
ガラス窓の向こうでは、
世界の全てを遮断するように激しい雷雨が荒れ狂っている。
稲妻が熱帯の温室を不気味に照らす中、
中央庭園で行われる、就寝前の点呼までの間……………
君たちはいつも通りの、偽りの日常を過ごしていた。